秋のお茶は、四月下旬に摘み取ったお茶を荒茶のまま鮮度が落ちないよう真空状態で約五カ月冷凍保存して熟成させ、春、夏の間にじっくりため込んだ旨みを逃がさないように強火で仕上げたお茶です。 新茶は、青臭い若葉の香りと新鮮なさわやかな味が特徴ですが味にコクがありません。 この新茶を数カ月熟成させるとまろやかな甘みとコクが増します。 また、強火で火入れ工程を行うことで甘〜い『火香』を楽しむことができます。